オリジナル300ピースジグソーパズル「月」④

子ノ星教育社のオリジナル300ピースジグソーパズルに使用されている写真や図についてご紹介します。

ジグソーパズル左側には月面着陸の写真が数枚使われています。さて、どの写真がどのミッションのものかわかるかな?

1番上にある写真では、地球を背景に宇宙飛行士がアメリカ国旗のそばに立っています。彼はアポロ計画で最後の月着陸ミッションとなったアポロ17号の飛行士です。
アポロ17号のミッションの目的の一つに、クレーターの火山活動の痕跡を探すことがありました。今ではクレーターは小惑星などの天体が衝突してできたものと当たり前に考えられていますが、その結論もアポロ計画での調査の上に成り立っているのです。
アポロ17号は最後にして今までの中で最も長く月に滞在・活動し、最も多くのサンプルを持ち帰るという成果を上げていいます。

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アポロ17号のミッション

オリジナル300ピースジグソーパズル「月」②

子ノ星教育社のオリジナル300ピースジグソーパズルに使用されている写真や図についてご紹介します。

ジグソーパズル「月」には多くの写真が使われていますが、LRO(ルナ・リコネサンス・オービタ)が撮影したものがほとんどです。
LROはアメリカの月周回衛星で2009年に打ち上げられました。その解像度は50cmと驚異的です。月面写真の背景上部にはいくつものクレーター写真があります。ほとんどはLROの撮影によるものです。

このワルゴクレーターは月の裏側、ジュールTクレーター西の縁にあります。写真では2時の方向にあるのがそれです。
直径13.9km、深さは910mとされています。直径1kmほどの小惑星の衝突によって形成されました。ジュールTクレーターの形成後にできた新しいクレーターです。

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ジュールTクレーターと、その上にできたワルゴクレーター(NASA)

オリジナル300ピースジグソーパズル「月」①

子ノ星教育社のオリジナル300ピースジグソーパズルに使用されている写真や図についてご紹介します。

ジグソーパズル「月」には多くの写真が使われていますが、LRO(ルナ・リコネサンス・オービタ)が撮影したものがほとんどです。
LROはアメリカの月周回衛星で2009年に打ち上げられました。その解像度は50cmと驚異的です。

パズルデザインで中心になるのはなんといっても月の表面と裏面です。
地球からは月の裏面を見ることはできません。これは月の重心に偏りがあり、いわゆる表面側が強く地球に引っ張られるためです。これを潮汐ロックと呼びますが、月のみではなく、多くの衛星でみられます。
月の表面,裏面の英語表記は、front side, back sideではなく、地球に近い面、遠い面ということで、near side, far sideです。なるほど、物理的にはこちらの方がしっくりきますよね。

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月の表面
月の裏面