2023年の「宇宙と星空もってくよ!」

2023年は社会に賑わいが戻った一年でした。
子ノ星教育社のプラネタリウムも自粛前にはまだまだ及ばないものの、広い地域で多くの方々に楽しんでいただくことができました。写真以外にもショッピングモールなどの商業施設から児童館や集会場にも呼んでいただきました。
屋外テントの中に4mドームを納めた屋外投影、ドームを使わない壁面投影、天井投影も実施しました。来年は天井投影専用の映像も整備する予定です。ご利用をお待ちしております。

プラネタリウムの他、天体観望会、ワークショップのご依頼もいただきました。
観望会では眼視観望を基本としたうえで、電子観望を組み合わせ実施しました。

教材販売では、既存の教材の小改良、説明書の更新を進めています。
商品開発では、新商品「ミニチュア望遠鏡」が仲間入りしました。来年も登場予定の製品があります。お楽しみ!

お買い求めはいずれかのモールをご利用ください! 楽天市場 Amazon ギフトモール

大和ハウス工業コトクリエDAY

2023年2月12日、大和ハウス工業さんからお声かけいただき、奈良県にある未来共創センターコトクリエで開催されたコトクリエDAYでプラネタリウムと星座傘のワークショップを担当させていただきました。

未来共創センターは素晴らしいデザインと機能性をもった施設で、入りびたいと思ってしまいました。やはりというかさすがというか、トイレも女性用男性用に加え、フリーの個室もいくつか併設されており、これからのあるべき公共施設のモデルでもあると感じました。

この日のコトクリエDAYは「宇宙と私」というテーマで、子ノ星教育社担当以外にも2つのブースがありました。覗くことができず、残念。
こちらにレポートがアップされています。ご覧ください。

子ノ星教育社では5mプラネタリウムで、今の季節の星空について学んだ後、星座傘の製作に入りました。子ノ星教育社の星座傘ワークショップでは完成した時点で同じものが一つもない、世界で一つだけの星座傘が仕上がるように進めています。もちろん、恒星の配置や色は正確ですよ!

星座傘の型紙は楽天市場でご購入いただけます。是非、製作にチャレンジしてみてください。
ワークショップで使った50cm傘用型紙は3等星までの恒星で構成されています。上級者向けの65cm傘用型紙は4等星までの恒星で構成されています。

移動プラネタリウムの秋

新型コロナウイルス蔓延の影響で移動プラネタリウム事業がお休み状態でしたが、徐々に不安も和らぎ、2022年、この秋は何ヶ所かで投影させていただきました。

10月21日は兵庫県神戸市の西郷地域福祉センターで未就学児とその保護者の皆さんにご覧いただきました。未就学児ということで、暗い室内が怖いと思う方が2名ほどいらっしゃいました。子ノ星教育社のプラネタリウムは明るめなのですが、残念・・・またいつかリベンジしてくださいね!

お母さんのおひざで親子鑑賞会

 

10月29日は奈良県にある薬師寺さんで投影させていただきました。星のソムリエさんのグループが担当される天体観望会とのコラボです。私たちも天体望遠鏡を覗かせていただきました。欲しくなりますねぇ、望遠鏡。
移動プラネタリウムでお寺さんで投影させてもらうのは初めて。僧侶の皆様ものぞいてくださいました。ありがとうございました。

プラネタリウムで天体観望会の予習のグループと復習のグループにわかれました
素晴らしい望遠鏡がズラリ。他にも参加者が操作できる望遠鏡も用意されていました

10月30日は神戸市の東灘小学校でのプラネタリウム。青少年育成協議会さんの主催です。いつもありがとうございます!楽しく投影させていただきました。
薬師寺と東灘小学校でのプラネタリウムでは、皆既月食解説を付け加えました。子ノ星教育社で販売予定のスペース・プロジェクターで月を大写しにして解説しました。赤下敷きをかざして皆既状態にも。

スペース・プロジェクターを使ってプラネタリウムドームに大写しにされた月
赤い下敷きをかざして皆既状態の月が!

移動プラネタリウムは多くがエアドームです。常に空気を出し入れしています。業者ごとに仕様はことなるため、多少の違いはありますが、数分でドーム室内分の空気を取り込み排出しています。エアドームの換気状態は非常にいいのです。
今後とも、安全・安心の移動プラネタリウムをよろしくお願いいたします。

イオンモール和歌山で天体観望会

2022年7月16,17日、イオンモール和歌山様で「星空探検!天体観測会」を担当させていただきました。

16日はあいにくの天気となってしまい、代替プログラムのプラネタリウム投影となりました。プラネタリウムといっても、ドームは使用せず、天井に投影する形式のものです。
イオンホールいっぱいに星空や天体の映像が映し出されました。
他にも天体観察指導員によるクイズコーナーや質問コーナーで盛り上がりました。
120名ほどのお客様にご参加いただきました。

天井プラネタリウムの様子
プラネタリウム後はクイズコーナー

17日は天候に恵まれ、天体観望会を実施することができました。170名を超える方々のご参加がありました。
19時半よりスタートし、空が暗くなるまでは観望天体の紹介です。

 

今晩の星空と観望天体紹介

空が暗くなると、3台の望遠鏡で天体を観望します。今回ご覧いただいたのはベガ、アルタイル、アルビレオ、ミザール・アルコル。

天体観望の様子

夜空を眺めながら星座案内。星座早見盤を持って参加した方は空と見比べながら星座を辿っておられました。
さらに、電子望遠鏡を用いた電子観望会も実施。和歌山市内の夜景がきれいなイオンモールの広場で星雲星団をスクリーンに映し出しました。

こと座の惑星状星雲M57
へび座の球状星団M5
北極星

イオンモール和歌山の広場は空も開けていて、とても素敵なロケーションでした。ご参加のみなさま、ありがとうございました。

神戸新聞ハウジングセンター神戸会場で移動プラネタリウム(2022/2/20)

2月20日に、兵庫県姫路市にある神戸新聞ハウジングセンター神戸会場で移動プラネタリウムを実施しました。屋外プラネタリウムはなんと2年ぶり!寒い中、多くの方にプラネタリウム投影ができました。
5回投影の予定でしたが、残念ながら午後からの強風のために3回投影で打ち切りとなってしまいました。残念。側幕で覆ったテントのため、風の影響を受けやすいのです。
また、リベンジさせてください!

 

子ノ星教育社の屋外4mプラネタリム

宇治市野外活動センターアクトパル宇治で打ち合わせしてきました

 2021年12月21日(火)、京都府にある宇治市野外活動センターアクトパル宇治に2022年3月12日(土)の天文教室打ち合わせにいってきました。
プラネタリウム投影は決まっていたのですが、特別な投影ということで職員のYさん、指導員のDさんとアイディアをだしあいました。
 施設から情報が出るまで内容はお話しできませんが、個人的には猛烈にたのしみ。指導員の方と強力タッグを組んだ内容になります。
申し込みは定員があります。これは参加するしかないですよ〜!(M.S)

10月のプラネタリウム

10月31日(日)は青少年育成協議会東灘支部様主催のプラネタリウムを神戸市立東灘小学校で実施させていただきました。昨年はコロナウイルス感染症蔓延で中止になり、久々の投影となりました。申し込みいただいた方も多く、倍率は2倍ほどになったとのこと。嬉しさと申し訳なさでちょっぴり複雑・・・

投影は感染症対策万全で行いました。定員も6mドーム定員40名の半数、20名で実施。参加者は手袋装着。現地スタッフの皆さんがCO2センサーも提供してくださいました。

子ノ星教育社のプラネタリウムドームの送風機は計算上1分以内に室内体積の空気を送り込みます。センサーはドーム内壁付近においたのですが、40分の投影後、数分で観覧者入室前の数値にまで戻っていました。
部屋としては非常に良く換気がされている部類であると思います。

移動プラネタリウムは安全だと多くの方に知っていただきたい。そして、移動プラネタリウムが全国各地で再開されますように・・・

 

神戸市立東灘小学校体育館に設置した6mドーム
2回目投影開始前のCO2濃度数値
3回目投影終了後のCO2濃度数値
4回目投影開始前のCO2濃度数値

星座傘ワークショップ@アクトパル宇治

2020年11月21日、宇治市野外活動センター・アクトパル宇治で、プラネタリウム投影と星座傘製作ワークショップをさせていただきました。
坂元はプラネタリウムに貼り付いたので、ワークショップはアクトパル宇治のボランティアスタッフの皆さんに担当していただきました。盛り上がったそうなのですが、その場にいられなくて残念・・・
天候にも恵まれて、天体観察、プラネタリウム、ワークショップと盛りだくさんな教室でした。

新型コロナウイルス感染症と移動プラネタリウムについて

新型コロナウイルス感染症が再び広がりを見せています。皆様も日々不安をもって過ごされているかと思います。

現在、移動プラネタリウムはもちろん、多くの遊びや学習の機会が失われています。それらを再び皆様に提供できるのか、いろいろ考えていかなければならないと考えています。
そんな中、第一波以降、様々な感染要因のリスクの度合いが見えてきました。その大半は飛沫感染、そして接触感染とのこと。教育の現場では活発な議論が重要ですが、それを押さえ込まないといけないことになってしまいました。Zoom等をつかった遠隔授業ではチャット機能をつかって議論も可能であり、教育の現場では遠隔で無くともこれらのようなツールを使っていくことが求められるでしょう。

さて、移動プラネタリウムですが、とりあえず、現行のシステムでもドーム内は常時空気の入れ換えがされています。子ノ星教育社のスタイルでは投影中の質問は大歓迎なのですが、今は我慢してもらうしかないでしょう。定員を抑え、アルコール消毒とマスクでリスクの少ないプラネタリウム投影を楽しんで戴けると考えています。

プラネタリウムをご検討の皆様、よろしくお願いいたします。