2019年のできごと

2019年に起こった子ノ星教育社の主な出来事を一部ご紹介します。

○双眼鏡ペーパークラフトの販売開始
 紙製のボディーにプラスチックレンズを組み合わせたオペラグラスです。原型は既にあるものですが、新規に型紙をおこしました。デザイン済みのものと、無地を用意しています。キット販売はもちろん、ワークショップもおこないます!
デザインはオリジナル印刷を施すことも可能です。ご相談下さいね。

○大判プリンター導入
 A1プリンターを導入しました。展示用ポスター、POP、教材型紙プリントに使用します。最初のお仕事は星座傘の型紙印刷(A2)になりました。ちなみに星座傘作りのワークショップは来年6月にも予定が入っています♪

○屋外プラネタリウムテントを更新
 4mプラネタリウムドームを屋外で使用するためのアウターテントをリニューアルしました。以前のものはエアドームでしたが、新しい物は集会テントを利用しています。屋外では電源に不安があるところも少なくなく、送風機一台分が節電できるのは大きいのです。また、プラネタリウムドーム全体を覆うので、暑さや少々の雨対策にもなります。
残念ながら2019年中は一度しか出番がありませんでしたが・・・

○西武百貨店大津店の閉店決定
 西武百貨店大津店様では、子ノ星教育社を立ち上げた翌年からプラネタリウム投影やワークショップをさせていただいていました。毎年、お客様には多くの予約を戴き、楽しんでいただきました。スタッフの皆さんにはとてもよくしていただきました。今年の夏も好評で11月にも是非とお声かけいただいていたのに・・・
西武百貨店大津店開店時のキラキラした想い出もあり、とても切ないです。

○プラネタリウム番組「銀河中心の旅」、「木星ってどんな惑星?」をリニューアル
 2019年は新作プラネタリウム番組をリリース出来ませんでした。その代わりと行っては何ですが、「銀河中心の旅」、「木星ってどんな惑星?」をリニューアル。「銀河中心の旅」はESOの「Journey to the Centre of the Milky Way」というプラネタリウム番組に日本語ナレーションをつけたものですが、原版に忠実な訳をつけようと意識しすぎてあまり気に入っていませんでした。もう少し、わかりやすい程度で抑えた訳にしてリニューアルです。
 「木星ってどんな惑星?」はごく初期の作品なので、手直ししたいところが多くありました。なので、今回は50%以上が作り替えられています。新作と言っても良いかも。2020年も投影します!

他にもいろいろありましたが、書き切れませんのでこの辺で・・・

年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます

 突然ですが、日本郵便の事業である、郵便年賀を利用した新年のご挨拶をやめさせていただくこととしました。

理由は2つ。

 まず、2017年の郵便料金値上げです。日本郵便が2015年に買収した、豪州のトールホールディングスの業績が芳しくなく、2017年にトール関係の損失4003億円を計上し、赤字となりました。2016年末に23年ぶりの郵便料金値上げを発表していますが、この買収劇と無縁と考えるのは無理があります。ずさんな経営の結果を公的サービスである郵便事業の料金に上乗せしたことになります。とても受け入れがたいものです。

 次に、2019年に表沙汰になったかんぽ生命商品の違法な営業行為です。民営化して成果主義に舵を切った結果ですが、個人レベルではなく、組織的に手広く行っていました。完全なコンプライアンス違反です。総務省とのつながりもあきらかになり、国もグルになって国民から保険料を巻き上げていた現実が見えてきました。ついに郵政3社長が辞任という事態に陥ったのはつい先日のことです。

 独占的に公的サービスである郵便事業を行っていることから、今後も日本郵便の郵便事業を利用しなければならないのは口惜しいのですが、これは国民の権利であり、政治に改善を求めるしかありません。今はただ、日本郵便を利用するのはミニマムに抑えたいと考えています。

どうぞ、ご理解いただきますようお願いいたします。

年賀状ではない、なんらかのかたちで皆様に新年のご挨拶が出来ますよう知恵を絞りたいと考えております。今後ともご愛顧の程、よろしくお願いいたします。

                  子ノ星教育社 代表 坂元 誠

2019/12/14、勝央町公民館

2019年12月14日、岡山県勝央町公民館でプラネタリウム投影と星座傘作りワークショップを実施させていただきました。
勝央町公民館ではいままでもプラネタリウム投影をさせていただきましたが、今回は、午前に一般向け投影、午後は子ども対象で投影と星座傘作りワークショップとのセットイベントでした。
午前の一般投影は高めの年齢層の方が多かったのですが、とても詳しい方もいらっしゃったり、子どもたちとは違った反応で、こちらもテンション上がってしまいました。

午後の部は元気な小学校中学年くらいの子どもたち。星座傘作りに挑戦していただきました。A2用紙に印刷された星図テンプレートをはさみで切り抜く作業から始まるのですが、全部で8枚分を切り取るのは結構めんどう・・・
テンプレートをビニール傘に貼り付けた後の星や星座線の書き込みは自分流にデザイン!クリエイティブな作業はみんないきいきと取り組んでくれました。

プラネタリウム投影含め、2時間半を超える講座ですが、あっという間でした。また、いろんなデザインの星座傘に出会いたいです・・・

2019/12/7 加西市立善防公民館

2019年12月7日、昨年に続いて加西市立善防公民館にお邪魔しました。プラネタリウムと「虹の絵画」ワークショップの実施。風邪がはやっているとのことで、15名程度の参加になりましたが、楽しい(坂元にとっては)講座となりました。
「虹の絵画」は絵を描いた黒画用紙にガラスビーズを塗布し、図画上に虹を描こうというものです。こちらからするととっても楽しい。みんなどんな絵を描いてくれるのかな?子どもたちには「アートだから!」とハッパをかけてできるだけ時間をかけてもらえるようにしています(どうしても制限はありますが・・・)。12月ということもあり、クリスマスをテーマにした方もおられました。
残念ながらこの日は天気が悪く、太陽顔を出してくれませんでした。明日以降、晴れ間を狙って、自分の絵に虹が架かるところをみてもらいたいな。

もちろん、プラネタリウム投影も実施。事前に質問でブラックホールやカシオペヤが沈まないなどの質問があり。それら質問を盛り込んだ解説にしたつもり。みんな、感心持ってくれたかな?

子ノ星教育社オリジナル双眼鏡販売開始!

子ノ星教育社オリジナル双眼鏡キットの販売を開始します。

プラスチックレンズを使用したオペラグラスです。折りたたんで携帯にも便利。オペラグラスなので倍率は高くありませんが、明るく見えます。観劇はもちろん、プレアデス星団やM31を観察したりできるでしょう。

型紙はあらかじめデザインが印刷されたものと、自分で好きにデザインできる無地のものがあります。お好みですきなものを選んで下さいね。
組立は簡単。道具はセロファンテープとのりだけでOK。余分なゴミも出ません。

 価格 300円/個(税・送料別)
*なお、型紙をオリジナルデザインで印刷したい場合はご相談下さいませ。

屋外プラネタリウムが新しくなりました

屋外プラネタリウムが新しくなりました。今まではプラネタリウムドームにインフレータブルのアウターテントをかぶせて二重構造にしていました。この形式はコンパクトで手軽だったのですが、送風機を2台使用する必要があるため、電力事情の悪い現場では空調も満足に使えないケースがありました。

今回、アウターテントを集会テント型に変更しました。これによって、天候への影響が少なくなり、使用電力も1kwほど少なくなりました。

準備は大変ですが(^^;)、今までより快適にプラネタリウムを楽しんで戴けると思います。

大型連休始まります!

4月27日(土)からいよいよ大型連休が始まります。かつて経験したことの無いような長期間の連休、みなさんはどのように過ごされますか?予定が空いてるかたは是非、天文関係イベントを入れ込んで下さい!
星空を見に行くもよし、プラネタリウムや天文台に行くのも良いでしょう。今は全国に移動プラネタリウムを運営する企業・団体が増えてきています。施設に行かなくてもお近くのショッピングモールや公民館に来てるかもしれませんよ?これを機会に宇宙や星空により近づいて下さい!

子ノ星教育社は4月29,30日は京都市・洛西にある「ラクセーヌ」さんで、5月2日は兵庫県・香美町にある「尼崎市立美方高原自然の家」で開催されるイベントで投影させていただきます。是非、遊びに来て下さいね。

http://rakuseinu.com

http://www.obs-mikata.org

子ノ星教育社2018年度実績

新年度になり、10日を過ぎてしまいましたが、2018年度の実績を振り返ってみたいと思います。

子ノ星教育社が関わった事業数(主催・受託問わず)は2017年度が37に対して2018年度は41と微増でした。ただ、事業に参加戴いた方が5,425人→3053人と大幅に減少してしまいました。理由は多くの方にご参加頂ける天体観望会の実施が少なかったこと、プラネタリウム投影の実施数あたりの投影回数が少なかったことが上げられます。プラネタリウムの総投影回数は247→115と随分減りました。

プラネタリウムの投影回数が減り、多くの方にご覧戴けなかったのは残念ですが、回数の割には広く、様々な場所に呼んでいただけたとも言えます。2019年度は事業数も投影回数も天体観望会も増やせるようにがんばります。

その他、特筆すべき事がいくつか。
○新規に訪れた都道府県
鳥取県 香川県 熊本県 
○新規導入
4mドーム(屋内専用として) iPadPro(イラスト制作用として)
○新規ワークショップ
双眼鏡工作
○新しいプラネタリウム番組
「火星と探査機たち〜火星へGO!2」「秋・冬の星空めぐり」

今年度もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

ラッキー・モバプラ!開始します!

子ノ星教育社では「ラッキー・モバプラ!」と銘打ち、¥10,000-ポッキリで4mドーム3回の投影をお届けします!通常価格の70%以上オフ!!!
ただし、条件があります。

  • 指定した日程の範囲から1日
  • 指定した地域内
  • 4mドームを設置できる室内(幅×奥行き×高さ=5m×6m×3m)を提供できること
  • 電源100V10A以上を提供できること
  • 実施する部屋が土足禁止で無い場合、5m×5m以上の床面養生をすること(ブルーシートで構いません)
  • 投影は1回35分程度、3回まで。内容は子ノ星教育社の番組となります

上記条件を確認させて戴いた上で、先着1名(/団体)様を当選とさせて戴きます。ただし、当選後のキャンセルは出来ませんのでご注意下さい。
いつ、どの地域を対象に募集させて戴くかは、twitter、facebookをフォローしていただくか、webページをチェックして下さいね!