2023年の「宇宙と星空もってくよ!」

2023年は社会に賑わいが戻った一年でした。
子ノ星教育社のプラネタリウムも自粛前にはまだまだ及ばないものの、広い地域で多くの方々に楽しんでいただくことができました。写真以外にもショッピングモールなどの商業施設から児童館や集会場にも呼んでいただきました。
屋外テントの中に4mドームを納めた屋外投影、ドームを使わない壁面投影、天井投影も実施しました。来年は天井投影専用の映像も整備する予定です。ご利用をお待ちしております。

プラネタリウムの他、天体観望会、ワークショップのご依頼もいただきました。
観望会では眼視観望を基本としたうえで、電子観望を組み合わせ実施しました。

教材販売では、既存の教材の小改良、説明書の更新を進めています。
商品開発では、新商品「ミニチュア望遠鏡」が仲間入りしました。来年も登場予定の製品があります。お楽しみ!

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2022年、皆既月食と天体観望会

2022年11月8日に皆既月食が全国でみられました。子ノ星教育社でも天体観望会のご依頼をいただきました。

11月5日、当日ではありませんが、事前学習も含めて天体観望会をさせていただきました。兵庫県西播磨地域にある、太子町社会福祉協議会ボランティアセンターさんの主催で場所は太子町総合公園体験学習施設。去年に続き、2度目です。
参加者は保護者含めて20名弱のコンパクトな会でした。あいにく雨もパラつく天候で、星は無理かと思ったのですが、なんとか満月前の月をご覧いただくことはできました!

皆既月食講座。その仕組みから観察の方法などを紹介しました
出番を待ち待機する天体望遠鏡

11月8日、皆既月食の本番は大阪府の高槻市にあるイオン高槻店さんで観望会をさせていただきました。
予約不要で何名の方が来られるか蓋を開けてみないとわからない中での天体観望会となりました。星のソムリエの方3名のご協力を得て、眼視観察用望遠鏡3台、月の常時投影用に電子望遠鏡を1台の4台体制としました。月の常時投影があることで、待ち時間も楽しんでいただけるようにしました。
当日は200名もの方に来ていただき、大変、盛り上がりました!スタッフも大いに楽しませていただきました。

月だけでなく、木星,土星,アルビレオにも向く天体望遠鏡
200名以上の方が来られていました!
電子望遠鏡は目で覗くことはできません。常時月を向いてスクリーンに月を大写ししていました

子ノ星教育社では、星空案内人の皆様のお力も借りて、今後も天体観望会も積極的に行っていきたいと考えております。

イオンモール和歌山で天体観望会

2022年7月16,17日、イオンモール和歌山様で「星空探検!天体観測会」を担当させていただきました。

16日はあいにくの天気となってしまい、代替プログラムのプラネタリウム投影となりました。プラネタリウムといっても、ドームは使用せず、天井に投影する形式のものです。
イオンホールいっぱいに星空や天体の映像が映し出されました。
他にも天体観察指導員によるクイズコーナーや質問コーナーで盛り上がりました。
120名ほどのお客様にご参加いただきました。

天井プラネタリウムの様子
プラネタリウム後はクイズコーナー

17日は天候に恵まれ、天体観望会を実施することができました。170名を超える方々のご参加がありました。
19時半よりスタートし、空が暗くなるまでは観望天体の紹介です。

 

今晩の星空と観望天体紹介

空が暗くなると、3台の望遠鏡で天体を観望します。今回ご覧いただいたのはベガ、アルタイル、アルビレオ、ミザール・アルコル。

天体観望の様子

夜空を眺めながら星座案内。星座早見盤を持って参加した方は空と見比べながら星座を辿っておられました。
さらに、電子望遠鏡を用いた電子観望会も実施。和歌山市内の夜景がきれいなイオンモールの広場で星雲星団をスクリーンに映し出しました。

こと座の惑星状星雲M57
へび座の球状星団M5
北極星

イオンモール和歌山の広場は空も開けていて、とても素敵なロケーションでした。ご参加のみなさま、ありがとうございました。

蓄光星図(冬)を発売しました!

子ノ星教育社・蓄光星図(冬)はラミネートパウチされた「星図カード」4枚(東西南北)と、各方角で観察することのできる星雲・星団の解説資料となる「星雲星団カード」4枚のセットです。
「星図カード」の表面はカラー星図、裏面は蓄光星図になっています。蓄光星図はブラックライトなどを当てて蓄光させると、メシエ天体を中心とした星雲星団と、その目印が浮かび上がります。
星雲星団の数は全季節全方角合わせて52天体。一枚のカードには10天体以上の星雲星団が描かれています(重複含む)。また、明るい二重星や変光星もチェックできます。
双眼鏡があれば、星雲星団探しはバッチリです!

  • 特徴1
    暗い夜空で天体観察する時、星座早見盤や星座図鑑をライトで照らすと、その光で瞳孔が閉じ、暗い星が見えづらくなってしまいます。
    蓄光星図は明るい光を目に入れることなく、星雲・星団を探すことのできる画期的な星図です!
  • 特徴2
    星座早見盤は一枚で、すべての日時, 全方角の星座の位置を調べることができる非常に便利な道具です。
    ただし、北極星から離れたとこにある星座の形は引き伸ばされ歪んで描かれます。また、星雲星団を書き込む余地も少なく、星座の位置確認にとどまります。
    蓄光星図はあえて四季・方角を分割したことで初心者でも星座を探しやすくし、天体情報を多く盛り込みました。

蓄光製図(冬)をご購入いただくと蓄光シリコンリストバンドが付属します。12星座を6星座ずつあしらった幅25mmのリストバンド2個セット。アピール度抜群です!

蓄光製図で星雲星団を見つけよう!
蓄光製図の使い方
表面はカラー星図
裏は蓄光製図。星雲星団を見つけるにはとても便利!
蓄光製図冬版には蓄光シリコンリストバンドが付属
蓄光シリコンリストバンドはよく光ります